■“大人の隠れ家倶楽部”の素敵な那須人nasubitoたち(6)■


 

那須の美しく豊かな自然と人に囲まれて創作し続ける
水昭窯の窯元“ギャラリー瀧”

                           瀧昭典(たきあきのり)

2008年2月24日、那須町観光協会が主催するROYAL RESORT NASU 2008『那須検定』が、地元はもとより県内外から多くの受験者が集まり、かつマスコミも大変関心を寄せるかたちで開催された。この那須検定を通して那須町を元気な町にしたい、魅力的な町にしたいと、その活性化に向けて実行委員長として企画から運営にあたったのが、水昭窯(すいしょうがま)の窯元・瀧昭典氏である。
那須の芦野家の家老職が先祖という由緒ある血筋に生まれたという瀧氏。東京で工業デザインを学んだあと、かねてから尊敬していた恩師である渡辺六郎先生(笠間焼)に師事し、陶芸の道へと進んだ。5年間の修行ののち黒磯に「水は命の源、無限の可能性を秘めている」との師の命名を受けた『水昭窯』を築窯し独立、その後1991年に今の那須町・田代に窯を移して、常設ギャラリーもオープンさせ夫婦二人で営んでいる。この間、氏の作品は日本画府展や栃木県美術展をはじめとして様々な展覧会で賞を受賞、作家としての才能も広く発揮した。さらに2001年4月には、渡辺六郎先生を中心とする作家5名で「那須高原作家協会」を設立、那須の地で創作活動を行っている専門家集団の会の要として、今でも会員数を増やし多くの作家の創作に寄与する活動を行っている。
芸術家でありながら、テニスやカラオケもこなすきさくさを見せ、観光協会の理事といった役職もこなし、何事にもまじめにソフトに接する優しい人柄から、多くの人たちとの付き合いも多種多様。那須に生まれ、小さい頃からの思い出がいっぱい詰まった氏にとって「聖地のような那須」が大好きだと言う。那須の自然に囲まれながら創作活動を続ける氏にとって、那須の美しく豊かな自然は創作活動の源ともなっており、ひとつひとつの作品に氏のその思いがはっきりと見てとれる。
瀧氏は「自分の作品を創ることも、多くの人たちに陶芸を教えることも、また魅力的な仲間と過ごすことも、すべてが楽しみのひとつ、それらを発展させて“瀧ワールド”を完成させることが夢」と語るように、可能性のある町で陶芸の「土」と魅力的な「人」たちに囲まれて、大好きな那須で今日も作家活動に勤しんでいる。

ギャラリー瀧の陶工房の場所はこちらからどうぞ


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