築180年の剣道場をカフェレストランに
独特な雰囲気の中で食を楽しむ“野花カフェ”
古民家を使ったお店は時々あるが、ここ「青雲塾」はかつて剣道場と寺子屋として使われていたという面白い経歴を持つ。那須街道の広谷地交差点を西へ那須塩原市に入った田園の中にこの「青雲塾」はある。店の外の看板には「DOUJYOU」と横文字で書いてあるが、今は道場としては使われていない。玄関を入るとすぐのところがかつて剣道場として使われていた広い板の間で、和小物を扱うギャラリー“布布(ふふ)”となっている。
そして奥の和室はテーブルイス席を設けて“野花カフェ”という野菜を中心とした和食膳の食事処となっている。独特の雰囲気の中で美しい季節の御膳を食することができる とあって、クチコミで年配の女性客の人気を集めている店である。写真の料理は桜の咲く頃のランチの季節御膳で、一の膳が付いて1500円。お手ごろな野花御膳1050円も数量限定で用意されている。時間を気にしないで、 静かにゆっくりと昼食を楽しみたい人にお奨めの店である。夜は予約のみで昼とは違ったメニューを楽しむことができる。
変わった経歴を持つ店だけに非常にめずらしい神棚が板の間の奥に鎮座している。かつては神主さんが住んでいたこともあるとかで、写真のような高さ1m以上もある本格的な建造物と言える神棚である。剣道の練習の前後には剣士が必ず手を合わせたというこの神棚には、不思議な力も宿っているとも言われる。今は扉も閉じられて、人目を忍ぶようにひっそりと甲子の陰に置かれている。
月曜日が定休日。 TEL 0287-63-5055
那須塩原市青木1547 |