■那須高原の森“大人の隠れ家倶楽部”で四季を暮らす■ 新緑(4)


 
Green

 〜 新緑のドラマの終焉 “緑色”に染まる那須高原の森〜


那須高原の森の新緑は2007年5月のゴールデンウィークに始まった。その時にはまだ写真でも緑色を森の色として見ることは出来なかった(青空の“大人の隠れ家倶楽部”の写真がその頃)。それから日々色が変化し“薄い緑色”としての葉を感じ始めたのは5月10日頃のことである。それから一ヶ月間でみるみる森は本来の森の色に変化し続けた。コナラの葉は、本来10〜15cmの大きさの葉であるが、芽葺いてからわずか一ヶ月間で、この大きさになるという自然のドラマは本当に感動的である。5月の山々は色々な緑系の色で覆われている。それが一ヵ月後の6月10日頃になると、その緑の色が落ち着いてくる。下の緑の木々に囲まれた“大人の隠れ家倶楽部”の写真は6月11日に撮影したものである。わずか一ヶ月間でこれだけ森は変化する。木々があっという間に成長するのにはただただ驚かされる。森の成長にともなってアオムシもたくさん生まれ、それらが一斉に木々の葉を食べ始める。せっかく大きくなった葉が、今度はアオムシに食いちぎられる。そして野鳥たちは、この生まれたばかりのアオムシを餌として食べ始める。新緑の季節は森の生き物たちの様々な生命のドラマも激しく繰り広げられる。自然の営みは美しい反面、残酷な現象も多々見ることが出来る。那須高原の森が濃い緑色に落ち着く頃、愛子様の御印のゴヨウツツジがMtJEANSスキー場の中ノ大倉山山頂一体で満開を迎える。日本で最大級3万本の真っ白に咲き誇るゴヨウツツジが群生する様は、一度は見ておくべき那須の山の風景である。このゴヨウツツジが咲き終わる6月中旬過ぎが、激しかった新緑のドラマの終焉ともいえる。
                                      by 大貴智




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