■那須高原の森“大人の隠れ家倶楽部”で四季を暮らす■ 夏(5)


 
Summer

 〜 那須の夏空に花開く“那須野ふるさと花火大会”と“芦野聖天花火大会”〜

                           

東京で一番規模の大きい花火大会は「隅田川花火大会」である。動員観客数は100万人近くで、2万発を超える数の花火が打ち上げられる様は、誰もが認める日本一の花火大会。ところがその日本一に匹敵する花火大会が那須で行われているのを知っている人は意外に少ない。2年に一度開かれ、今年2007年で12回目となる“那須野ふるさと花火大会”がそれである。今年は2万8発の花火が打ち上げられた。那須街道の入り口にあたる赤松並木の始まる交差点近く、那珂川に「晩翠橋」という名橋百選にも選ばれている橋がある。 橋長 127.8m、幅員 8.7mの3径間バランスドアーチ橋として、水面からの高さが約 23mあり、力学的に最も安定した近代的な橋である。この花火大会はライトアップされた晩翠橋のすぐ上流、那珂川河畔公園(那須塩原市・旧黒磯)で打ち上げられた。今年の動員観客数はわずかに6万人。これだけの規模の花火を、最高の場所でゆっくりと堪能できる贅沢な花火大会である。隅田川花火大会や東京湾花火大会に出かけたことのある人にとっては、天国のような環境で見れる花火大会である。次回は2009年に開催されるので、今から予定に入れてぜひ日本一に匹敵する花火を那須の地で見てはどうだろう。思いで深い夏になることはまちがいない。
また那須町内で開催される花火大会としては“大人の隠れ家倶楽部”から車で南に30分下ったところにある芦野城址で行われる“芦野聖天花火大会”である。小高い芦野城跡から打ち上げられる花火は、真上に広がる感じで町内随所から見ることが出来、その様は圧巻という言葉がふさわしいものである。また同時開催のイベントとして「那須ヨサコイ祭り」も行われ、夜店も並んで賑わいを見せる。都会の祭りとはまた違った風情の祭りを肌で感じるのも、那須で暮らす楽しさのひとつである。  
by 大貴智



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